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ジャニーズ事務所のアイドルの足跡 そして嵐

ジャニーズ事務所の始まり

ジャニーズ事務所は、ご存知のように男性アイドルやアイドルグループを多数のアイドルを生み出している芸能プロダクションです。
近年では多くのテレビ番組がジャニーズ事務所のアイドル達を重用してますので、ジャニーズ事務所抜きでは番組が成り立たないとも思えます。

ジャニーズ事務所を設立したのは、2019年夏にお亡くなりになられたジャニー喜多川氏です。ジャニー氏はアメリカ生まれでカリフォルニアで青春を過ごしました。
1952年に来日しアメリカ大使館の通訳として勤務しつつ、少年達を集めて少年野球チームを作りました。その野球チームの名前はジャニーズというそうです。
そして、この野球チームの中から4人を選んで歌って踊れるタレントグループを作ったそうです。グループ名はそのままジャニーズとしたそうです。
会社名についてもジャニーズの所属している事務所なのでジャニーズ事務所ということになったとのことです。

 

ジャニー喜多川氏は、歌って踊れて、しかも演技も出来るミュージカル俳優のようなアイドルタレントの育成を目標としました。
それまでのアイドルというと、歌えるだけでしたので、世の中の目にも新鮮に映ったようです。

 

ジャニーズ事務所の歴史的アイドル達

 

ジャニーズ事務所で最初に大人気グループとしてブレイクしたのが”フォーリーブス”です。
1967年結成でメンバーは北公次、おりも政夫、青山孝史、江木俊夫の4人です。

次の大きなブレイクとしては、1980年頃の”たのきんトリオ”です。
たのきんトリオは、田原俊彦、野村義男、近藤真彦の3人ですが、グループではなく、それぞれがソロで歌ってました。
田原俊彦の「」、野村義男の「」、近藤真彦の「きん」で「たのきん」です。
TBSではザ・ベストテンという番組もあり、たのきんトリオは注目され、爆発的な人気でした。

その後も少年隊光GENJIなど、数多くの人気グループが後に続きました。

 

そして”SMAP””嵐”という国民的アイドルレベルの超人気グループが誕生しましたね。残念ながら”SMAP”は解散し、”嵐”は2020年12月31日で活動休止となる予定です。

 

ジャニー喜多川氏のカリスマ性

 

ジャニー喜多川は人気の出そうなタレントを見抜く感性が鋭かったそうです。
また、ブロードウェイでミュージカルの研究などをなさったそうで鋭い感性がありました。育成するアイドルのコンサートの準備段階から参加し、どのようにしたら良いコンサートになるのか、初日前日にもダメ出しするほど厳しかったそうです。カリスマ的なアイドルプロデューサーだったのではないかと思われます。
ジャニーズ事務所のアイドル達も、ときおりTV番組などでジャニーさんの話をしたりしてましたが、話すときはみんな楽しそうで親愛の気持ちが表れていました。とても愛されていた社長さんだと思います。

ジャニー喜多川氏には姉のメリー氏がいらっしゃいます。メリー氏は、プロモーションや交渉に力を発揮し、いわばジャニーズ事務所のビジネス担当という役割を担っていたそうです。かなり厳しい条件を出す人でもあり、ジャニーズ事務所を大きくしたのもメリー氏の力があったからとのことです。しかしご高齢のため2019年にはジャニーズ事務所も世代交代として、娘のジュリー氏を社長とする体制となりました。
現在、メリー氏は会長となり、ジュリー氏が社長となってます。

 

圧力の噂

SMAPが解散してから3年あまりたちました。
しかし、未だに何かすっきりしないのは、元SMAPの木村拓哉さんと中居正広さん以外の3人がテレビ番組から姿を消しているからかもしれません。あんなに人気あるのにTVで観れないのは残念で仕方がありません。
ときおりCMでは見かけますが、番組に出演することが少ないですね。あれほどの認知度と人気があるのですから、もっとテレビに出演できそうなのに・・・と考えると、つい裏があるのでは?と考えてしまいます。

噂としてはジャニーズ事務所の圧力がかかっているからだと言われているようです。<br   />2019年7月には公取委(公正取引委員会)が、ジャニーズ事務所は元SMAPのメンバー3人をテレビ番組に出演させないように、テレビ局に圧力をかけているのではないかと、調査を実施してました。公取委が乗り出したということでニュースになりましたね。NHKだけで大きく取り上げられたニュースという印象でした。やはり民放テレビ局では、ジャニーズ事務所に気を使っている感じがします。

ジャニーズ事務所は、そんな圧力はかけていないと否定してました。ジャニーズ事務所は本当に圧力はかけてないかもしれません。
ジャニーズ事務所が圧力をかけなくとも、民放局としては、暗黙の了解があり、忖度で3人を出演させてないのかもしれません。
テレビの視聴者である一般市民には噂だけでよくわからない世界ですね。

ジャニーズ事務所は嵐を筆頭に、多数の人気アイドルが所属しているので、万が一、事務所のご機嫌を損ねたら不利となるという気持ちが働いていだけかもしれません。

日本の芸能界では、長年の風習として、大手の芸能事務所が権力を持ってるそうです。よってテレビ局などでは、使いたいタレントが所属している事務所と交渉するようになっており、芸能事務所と良い関係を持つことで人気タレントを使える、という図式のようです。

ジャニーズタレントの人気は絶大で視聴率もアップするし、テレビ局側も事務所の機嫌を損ねてジャニーズタレントが多数撤退となると局として不利益になりますから、大冒険はしたくないかもしれませんね。

 

芸能界の独立問題

元SMAPのメンバー以外にも、だいぶ以前にNHKの朝の連続ドラマで人気者になった”のん”(能年玲奈)の問題がありました。
詳しい話はわかりませんが、事務所を独立してからの「のん」の仕事は激減し、CMでは見るようになりましたが、ドラマなどでは一切出演が出来なくなっています。
以前に活動していた時の能年玲奈という名前も、本名なのですが使えないそうで、芸能活動においては”のん”という名前でしか活動出来ないそうです。
日本の芸能界は昔から、所属タレントや俳優が事務所を移籍したり、独立した場合には、けっこうたいへんで活動出来なくなることが多いようです。
活動再開までには、1年くらいの休養期間を挟まざるをえない、ということもよくあるそうです。これも芸能界の古い風習の影でしょうか。独立するのもたいへんそうですね。

 

一方、アメリカでは、タレントが事務所に所属するということはないそうで、エージェントと契約を結び、そのエージェントが仕事を取ってきたら、エージェントに成功報酬を支払うシステムが主流だそうです。そのため、タレントの移籍や独立などのトラブルは一切ないようです